■一本筋が通ったスタンスが“五輪難民”に大好評!
『ラヴィット!』は“日本一明るい朝番組”をキャッチフレーズに、芸能や政治、事件などの時事ニュースは扱わない、暮らしに役立つ情報番組としてスタート。他局が五輪関連のトピックを取り上げる中、グルメ、ファッション、テーマパークなど、生活情報を中心に放送している。
「この一本筋が通ったスタンスが“五輪難民”に好評なんです。多くの視聴者は日本勢のメダルラッシュに沸いていますが、スポーツに興味のない人も少なくありませんからね。そういった人から『ラヴィット』が支持されているんです」(前出の制作会社関係者)
ネットには、「自分は見ていないが皆が足並み揃えて同じようにオリンピックを報道している中でこうした番組は貴重だと思う」「他局は連日コロナやオリンピックを伝えてるが、『ラヴィット!』は敢えてやらない。その姿勢が、逆に心地よい」「1つくらいはこんな情報番組必要ですよね。オリンピックに関心がないわけじゃないけど、どのチャンネルもずーっと解説者の話やらインタビューやら選手の生い立ちとかやってるから食傷気味」といった意見が寄せられている。
「7月26日、27日には視聴率が2%台に戻ってしまいましたが、裏で女子スケートボードや卓球シングルスなどが放送されていたため、数字を落としてしまったのかもしれません。
ただ、『ラヴィット!』は五輪開幕を機に徐々にファンを増やしつつあるようです。生活情報番組ではあるんですが、それと同時に朝から芸人の大喜利をライブで楽しめる番組として、注目を集めています」(放送作家)
『ラヴィット!』には、ビビる大木(46)、アンタッチャブル・柴田英嗣(46)、NON STYLE・石田明(41)、野性爆弾・くっきー!(45)、見取り図、ニューヨークなど、実力派芸人がズラリとレギュラー出演している。
「人気のグルメや家電、便利グッズを紹介するコーナーでは、商品に関するクイズが出題されるのですが、芸人たちがボケまくり、大喜利大会に発展していくのが番組恒例の展開になっています」(前同)