■意外と不運な土屋
「１６年には、オーストラリア出身の世界的な覆面歌手シーア（４５）とも、ＭＶでコラボしたこともあります。シーアは、グラミー賞の最優秀レコード賞の受賞歴もあり、１２年には『Ｌｅｔ Ｍｅ Ｌｏｖｅ Ｙｏｕ（Ｕｎｔｉｌ Ｙｏｕ Ｌｅａｒｎ ｔｏ Ｌｏｖｅ Ｙｏｕｒｓｅｌｆ）』が全英シングルチャートで1位を獲得した超大物ですが、１６年公開の日本映画『秘密 ＴＨＥ ＴＯＰ ＳＥＣＲＥＴ』の主題歌でもある『アライブ』を手掛けていて、その日本版ＭＶを担当したのが土屋だったんです」（前出の女性誌記者）
黒髪と金髪半々のボブのかつらを着用した土屋が、全編にわたってソロで圧巻のコンテンポラリーダンスを披露するＭＶは、ふだんの土屋とのギャップが話題となっていた。
「それだけに、土屋が本来の東京オリンピックの開幕式で華々しいダンスを見せ、世界的な評価を獲得していた可能性は高い。披露できなかったのは痛恨の極みでしょう。思えば土屋は、どこかツイていないところがあるんですよね……」（専門誌記者）
今年、土屋はヒロインとして映画『るろうに剣心 最終章Ｔｈｅ Ｆｉｎａｌ』と『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』に出演していたが、本来なら２０年に公開されるはずだったのがコロナ禍で延期され、時期が重なった。それだけでなく、土屋の不運エピソードは意外と多い。
「土屋は１５年のＮＨＫ連続テレビ小説の『まれ』でブレイクした“朝ドラ女優”ですが、本作は再放送が期待できない作品と言われています。同作は土屋を含めた同級生６人の成長を描いた群像劇的な要素もあるんですが、その同級生として、事務所とトラブルを起こした千眼美子（当時は清水富美加・２６）と、１６年に不祥事を起こして１９年に復帰した高畑裕太（２７）もいる。ブレイク作にケチがついてしまったんですよね……」（前同）
