■「いつ自分がどうなるかわからない」

 かなり地に足がついている様子の生駒、貯金以外にも25歳にしてすでに終活を始めていることを告白。最近エンディングノートを買ったという生駒は、「健康ですけど、コロナ禍っていうこともあって、いつ自分がどうなるかわからないから。元気なうちにいろんなことを書き留めておこうと思って」と語り、「弟がいるんですけど、“もし私が万が一いなくなっちゃったら弟に全部お金をあげてくれ”とか、そういうことをすごい考えてて」と続けた。他に断捨離もしており、「世の中にあんまり未練を持たないように常に生きてたら、後悔しないで生きれるんじゃないかなって」という考えを明かし、「なんかカウンセリングみたい……」と松本を驚かせていた。

 生駒は、学生時代にいじめを受けたことがあるなど、乃木坂46としてデビューする前は地味キャラだったという。しかし乃木坂時代には、白石麻衣(28)や秋元真夏(27)、生田絵梨花(24)などの並みいる同期メンバーを抑えてセンターを務めるなど、めざましい活躍を見せた。今回の語った卒業後の堅実な人生設計などを聞いていると、指原莉乃(28)を彷彿させる。

 指原もAKB48としてデビューしたばかりの頃は目立つ存在ではなく、オーディション時の写真をバラエティ番組でイジられることもしばしば。しかし、2013年に行われた『第5回AKB総選挙』で大島優子(32)らを下し、初のセンターにのぼりつめた。

 指原はグループ卒業後、バラエティタレントとして活躍。その一方でプロデュース業や不動産投資にも乗り出し、一部では“芸能界の財テク女王”と呼ばれている。2020年放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した指原は、「本当に使ってない。マジで貯めてます」と貯金事情を語り、生駒のように将来のため「貯金があったほうがいいかな」という考えを明かしていた。

 7月31日にニュースサイト『クランクイン!』のインタビューで、今後は女優として「個」を強めていきたいと語っていた生駒。指原のように第一線で活躍し続け、将来への不安を払拭してほしい。

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