■河村たかし市長、緊急会見もグダグダで火に油

 前出の『アップ!』によると、名古屋市役所には、5日正午までに少なくともメールや電話で4000件以上の苦情が殺到したという。

 この騒動を受けて5日、河村市長は名古屋市庁で緊急会見を実施。「軽率にもご本人さまの長年の努力の結晶であります金メダルを汚す行為に及びました。名古屋市長としての立場をわきまえない、極めて不適切な行為であったと猛省すべきと痛感しており、ご本人さまもとより関係者さまに多大なるご不快な思いとご迷惑をおかけし、誠に申し訳なく心からお詫びを申し上げます」と謝罪した。

「手にした文書を読む形でしたが、何度も言葉を“噛んで”しまい、会見はグダグダ。SNSには“カンペ噛み噛みなのと、お辞儀が一瞬過ぎて”といった声が殺到し、火に油を注ぐ格好になってしまいました」(スポーツ紙記者)

 ネットには「本人は、この期に及んでも“事の重大性”をご理解していないのがハッキリと伝わる会見でした」「ふざけるにも程があるだろう」「心からの誠意を伝えるなら普通は原稿なんか読まないと思います」という声が上がっている。

 また、元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏(63)はツイッターを更新し、「河村市長の謝罪会見。あの謝り方は一体何なんだ?」「全く反省の色が見えない。道徳的・同義的・資質的に如何なものか。辞任レベルである」と指摘した。

「河村市長は日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)にも電話で謝罪したことを明らかにしましたが、これに対しても“山下会長に謝っても収まらない”、“JOCの会長に謝ってどうする? 謝る相手違うだろ? 小学生でもわかるのに”といった意見が寄せられています。

 常人には考えられないような努力の末、後藤選手が獲得した金メダルをぞんざいに扱ったわけですから、もはや1億2000万人がブチギレ状態とも言えます。ただ、金メダルをぞんざいに扱ったといえば、丸山桂里奈(38)も過去に批判を浴びてしまいましたよね」(前同)

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