酷評された「東京オリンピック閉会式」に存在した感動の4分37秒「隠しエンディング」動画の画像
※画像はイメージです

 8月8日にNHKで生中継された東京オリンピックの閉会式。

 視聴率こそ前半(19時58分~20時39分)が個人31.5%・世帯46.7%、後半(21時23分~33時)が、個人27.1%・世帯39.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好成績だったが、実際に視聴した人からは「ショボい」「パリのバトンタッチ演出の方がよかった」「強行しておいてこれかよ」と散々な評価なのは周知のとおり。

 しかし、ここに来て地上波で放送されなかった「隠しエンディング」が発覚し、あらためて評価されているという。

「NHKは公式サイトで、閉会式の見逃し配信をしているんですが、地上波の放送部分が終わったあとにも“続きの”映像があったんです。放送は、閉会式が行われた国立競技場の空撮で終わっていましたが、しばらくその映像が続いたあと、突如、朝焼けのスカイツリーが映し出され、真のエンディングが始まるんです。

 メインとなる少年と少女の目からを通してみた東京オリンピック、という構成で、スタッフたちが競技場をセッティングする映像、花火が上がる映像。各国の選手たちがそれぞれ競技を“スポーツ”として笑いながら楽しみ、歓喜の叫びをあげるシーン。アスリートたちのとてつもなさが鮮やかに切り取られた各競技のハイライト。とにかく、圧倒的なほど質が高い。それらが終わり、2人の少年少女が日が昇る東京の街並みをみつめると、東京オリンピックのロゴマークが浮かび上がる……。なぜ、地上波で放送されなかったのかが不思議なくらい、素晴らしい映像でした」(女性誌記者)

 この映像についてにネットでは、

《いま見ましたがこれが本編にないのが不思議。やはり担当者の感覚がズレているのか?》《何故シークレット映像をNHKの見逃しだけで公開しているのか謎です情報格差を敢えて作り出すようなことを、国費を投入した五輪ですることに疑問しか感じません今回の五輪セレモニーには終始一貫して違和感しかないです》《まさか、あんな映像があったなんて!本当に素晴らしかったです!》《今さらこれを出されても…。「こんな演出もあったんだよ」と後だしされても「本番で何故出さなかった?」とまた何かあったのではと勘ぐってしまう。》

 と、賛否あふれる反応が続出している。

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