■多くの要素で非難された閉会式

「ほかにも閉会式については、セレモニー序盤に大量の光の粒がフィールドに降り注ぎ、渦を巻きながら空中に浮かんで五輪のマークに変わる演出が、当初は視聴者の間で美しいと好評だったんですが、実際は中継用の映像演出で、現場の会場は真っ暗なままなことが現地にいた英ガーディアン紙のキーラン・ペンダー氏の《TV v reality(テレビ対現実)》という写真付きツイートで明らかに。

《選手に見えなきゃ意味ないじゃん》《TV見てたら楽しめるけど、会場にいる人はね・・・。》《花火で五輪マークを作るとか出来なかったのかね。》と、打って変わって酷評のになってしまいましたね」(前出の女性誌記者)

 8月9日付の『SmartFLASH』によると、現場ではむしろ閉会式後の方が盛り上がっていたという。

「式典後は、フィールド内に関係者なら誰でも降りることができるようになっていたらしく、IOCのトーマス・バッハ会長が閉会宣言を行った演説台に立って偉そうなポーズを取って“バッハごっこ”に、行列ができたり、マスコットのミライトワも登壇するくらい盛り上がっていたそうです。ただ、これも《セキュリティが甘すぎる》という指摘があり、やはり国民から不満の声が出ていますね」(前同)

 隠しエンディングで再評価された閉会式。パラリンピックはもっとクオリティの高いものを期待したいが、果たしてーー。

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