■職務質問されても大声で電話
芸人以外では、『アメトーーク!』や『ロンドンハーツ』(ともにテレビ朝日系)を担当している加地倫三プロデューサーは、本格的にブレイクする前から山崎を両番組に起用していたほか、
「サッカー日本代表がW杯で本田(圭佑)選手のワントップで臨んだじゃないですか? 岡田監督が本田を活かすための“本田シフト”って言われてましたよね。山崎の場合も同じで、山崎を活かすためのワントップ“山崎シフト”が自然と組まれるんですよ」
と、2010年に『オリコンニュース』のインタビューで答えている。
「ダウンタウンも松本人志(57)も、今年2月19日の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、見ず知らずの人からギャグを求められた時は、即座に“ザキヤマが来る”を“5秒で(見せて)『じゃあね!』と言って終わりじゃないですか”という対処法を“すばらしい!”としていました。柴田によると、失礼な人が話しかけてきても、“山崎がそれ以上の返しをするから向こうも引く”そうです」(前出の専門誌記者)
また、09年放送の『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)によると、山崎と一緒にいるときに夜の六本木交差点付近で職務質問をされたうえ、当時は薬物騒動が世間を騒がせた時期だったこともあり、派出所で警官に犯罪歴などの調査をされたという。最初に山崎が取り調べを受け、次に矢作が取り調べを受けていたのだが、その最中に、
「あーい、ザキヤマで~す! ちゃんカク(東京03の角田晃広)、何してんのー?」「捕まっちゃってまーす!」
と、終始、派出所内で大声で電話していたため、その場にいた6人の警官が笑ってしまったという。
多くの神がかり的なエピソードを持つ山崎。大阪芸人が恐れるのも納得の破天荒ぶりだったーー。