■何を食べ、どのように生きたのか――!?戦国武将に学ぶ生涯現役マル秘術

75歳で合戦に参加した猛者 水野勝成(88)豪放磊落な性格で、自由な生き方を選んだ。秀吉と家康が激突した小牧・長久手の戦い(1584年)では一番槍の手柄。75歳で島原の乱(1637年)に参戦。能、美人画、連歌など多趣味が長寿の秘訣。

茶を愛した太閤秀吉の御伽衆 金森長近(85)豊臣秀吉の御伽衆(話し相手)として知られる武将。落語の祖とされる安楽庵策伝は実弟。長寿の秘訣はお茶。お茶には「疲労回復効果のあるテアニンと、抗酸化作用のあるカテキンが含まれる」(永山氏)。

二重人格が奏功し長寿を実現 尼子経久(84)中国地方の覇を競った尼子家の名君。漬物の瓜を薄く切るように命じるドケチである反面、宝物を惜しげもなくあげてしまう気前の良さも。実は、二面性のある性格はストレス過多になりにくいという。

大志なくブラブラその日暮らし 今川氏真(77)桶狭間で織田信長に討たれた今川義元の息子。彼の治世で今川家は領地を失い、北条、徳川氏に臣従して食客として暮らした。凡将だが、「世間の目を気にせず、居直って生きられる人は長寿」(永山氏)とか。

中国地方の覇者は稀代の餅好き 毛利元就(75)権謀術数を駆使し、中国地方の覇者となった乱世の梟雄。長寿の秘訣は餅。「餅は精力維持に不可欠なアルギニンが豊富」(永山氏)。71歳のときに子どもが誕生するなど家康同様、“死ぬまで現役”を貫いた。

上司に気に入られた元就の孫 毛利輝元(73)同じく長寿の元就の孫。天下人・豊臣秀吉に気に入られたように、目上の人間に取り入るのが上手だった。「上司に評価されると、心身を安定させるセロトニンという物質が分泌されて健康によい」(永山氏)

“豆飯”で医者いらず生活 伊達成実(79)伊達政宗の従兄弟として伊達家を支える。伊達家は米と大豆を炊いた「豆飯」を好んだが、「大豆には記憶力を高め、血液の循環をよくするレシチンや、若さを保つイソフラボンが豊富」(永山氏)という。

全身傷だらけでも天寿をまっとう!藤堂高虎(75)合戦を繰り返し、体は弾傷や槍傷だらけ。右手の薬指と小指、左手の中指も欠損していたという。それでも長生きできたのは、毛利元就同様に「餅好きだったこと」、「深酒を控えたこと」とされる。

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