■先輩であるマー君のようになるのか
「ヤンキースは、自他ともに世界一の名門球団だという信念があり、首脳陣には『ベーブ・ルースのように、歴史を変える選手は名門ヤンキースでプレーすべき』と考える人が多い。
二刀流を世界に知らしめた大谷が、今後もケガなくコンスタントに成績を残すようなら、FAになる再来年オフには、エンゼルスの同僚であり“MLB現役最高選手”と名高いマイク・トラウト(29)の12年総額約470億円と同等、もしくはそれ以上の金額を用意する可能性もありますね」(同)
ヤンキースには、これまで複数の日本人メジャーリーガーが所属してきた。そのなかでも真っ先に思い浮かぶのは、ヤンキースのエースとして活躍し、今シーズンにNPBへ電撃復帰をした田中将大(32)だろう。
「田中は、2014年にヤンキースへ移籍。メジャーデビューから6年連続2桁勝利をあげ、通算78勝、防御率3.74という成績を残しています。2015年からは、エースの証である開幕投手を4年連続で務めており、これは野茂英雄を抜き、日本人メジャーリーガーの最多記録となっています」(同)