乃木坂46の27thシングル『ごめんねFingers crossed』の活動をもって、卒業を発表している2期生の渡辺みり愛。8月31日の卒業日には8年間の集大成の姿が収められた初のソロ写真集となる『消極的な華やかさ』(竹書房)が発売された。
乃木坂46の現状で言えば、同期の伊藤純奈を始め、3期生の大園桃子や1期生の高山一実も卒業を発表しており、グループとして大きな転換点を迎えていると言えるだろう。2期生の渡辺はグループに何をもたらしたのだろうか。
渡辺が在籍した8年を振り返ると、恵まれた時間を歩んできたとは決して言えない。2012年から2013年にかけて行われた「2期生オーディション」で合格者14名のひとりとして選ばれた渡辺。
2期生のなかでは同年に堀未央奈が7thシングル『バレッタ』でセンターに抜擢され、北野日奈子も8thシングル『気づいたら片想い』で選抜入りを果たすなど、2期生のなかでも堀と北野は活躍の幅を広げていった。