■「絡みたくねぇなぁ」
『ワイドナ』と『サンジャポ』は裏かぶりをネタにした発言。前者は松本、後者は爆笑問題がＭＣをしており、放送時間がどちらも日曜日のおよそ１０時からスタートと丸かぶりで、「因縁のある芸人同士の裏かぶり」と言われてきた。
「“ガキの使い～”は言うまでもなく『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！！』（日本テレビ系）のこと。“松ちゃん見てる～？”も言わずもがな、自身と松本の因縁にちなんだ発言でしょう。そして、“太田動きま～す”は、１９年に吉本興業の芸闇営業騒動があった際に、松本がＴｗｉｔｔｅｒで発信した《後輩芸人達は不安よな。松本、動きます》という投稿に由来します。この松本の投稿は、３４．９万リツイート、１６７万いいね、という驚異的な数字を記録していますね」（前出の専門誌記者）
その後、爆笑問題の漫才はＩＯＣのトーマス・バッハ会長が東京オリンピック終了後に銀座を「街ブラ」した件や、富士急ハイランドのジェットコースター「ド・ドンパ」でけが人が出た件、雨上がり決死隊が解散した話など田中が「全方向敵に回してるからな！」とツッコミを入れるきわどい展開に。
「漫才が終了し、爆笑問題が松本のいるスタジオに移動するまでの空き時間に、松本が“絡みたくねぇなあ”“いや、メンド……”としてからしばらくして爆笑問題が到着しましたが、その際も松本と太田が取っ組み合いのけんかになりそうな勢いで臨戦態勢になったのを、田中と中居正広（４９）が必死で“ソーシャルディスタンス！”と叫ぶながら止める小芝居もありました。ここでも太田は“共演ＮＧ！”“大田、動きまーす”とやりたい放題でした（笑）」（前同）
