■「1年半で退所します」宣言で事実上の“塩漬け状態”に!?

 岡田が用意したメッセージが手書きだったため、修正させることもできず、事務所サイドは渋々、その手書きメッセージをインスタに投稿することを了承したという。

「岡田はとにかくこだわりが強く、一度決めたら何が何でもそこに向かって突き進むような性格だといいます。それは裁判という手段をとったことからも明らかですし、手書きの文章からも伝わってきますよね。しかし、裁判で一応の決着が着いたにもかかわらず、このようなメッセージを発信することに“あまりにもやり方が強引すぎるのでは”という声も出ているんです。

 もちろん、彼の待遇がよくなかったことのも分かりますし、“可哀相だ”と同情的な声もあった。しかし、このようなあまりにも強引な言動を見ると、仮に1年半後、別の事務所に移籍するとなっても“うちでは扱いきれない”という評価にもなりかねません」(前出の芸能プロ関係者)

「約1年半で退所します」と宣言された以上、事務所としてもCMなどの長期契約の仕事を入れることはできないだろう。

「ドラマのオファーもややこしいことになりそうなので、と新規のものはなかなか来ないのではないでしょうか。撮影期間中にまた事務所と揉めるようなことになったら大変ですしね。そのため、今後、岡田が事実上の塩漬け状態になるのではないかという見方もあります」(前同)

 一部では、岡田は上白石萌音(23)、深津絵里(48)、川栄李奈(26)がヒロインを務める秋のNHK連続テレビ小説カムカムエヴリバディ』に出演することが内定しているという報道もあった。

 しかし、前出の『デイリー新潮』では「それは正しい情報ではない」というNHK関係者の証言を掲載し、岡田の『カムカムエヴリバディ』への出演を否定している。

「これまでは同情的な声もあったわけですが、今回の手書きメッセージを含め、強引なやり方で岡田自身が損をしてしまっているような状況です。裁判が決着し、あと1年半は事務所に所属することは受け入れるほかない。だったら、残りの期間は自分キャリアのために粛々と仕事をこなせばよかったのではと。

 それが、今回の手書きメッセージの件もあり、来るはずの仕事も来なくなってしまう可能性まで出てきた。また、岡田は8月31日、インスタから過去の写真すべてを削除し、現在は2つの投稿しかありません。これも事務所が削除するよう指示したわけではないそうで、岡田が自身の意思で行なったことだといいますね……」(同)

 事務所と“和解”に至った岡田だが、今後の俳優活動は果たして――。

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