■「ホテルが決まったらもう力が入らない」

 4月14日に放送された4戦目では、河合チームのふぉ~ゆ~辰巳雄大(34)が「あっち(太川チーム)でAmiちゃん(DreamAmi・33)とかが“疲れた”って駄々こねたりしてないかな」とポツリ。この話に河合が「それね、太川さんには通用しないから」とし、2020年11月放送の第3戦で太川チームだった安藤美姫(33)を引き合いに出して「安藤美姫ちゃんが足痛めても、全然気にしてなかった」「それくらい本気だから」と太川について語る場面があった。

「河合は、太川との勝負をちゃんと放送で振り返っていて、戦術だけでなく、太川の勝負師としての振る舞いもしっかり見ているということでしょう。河合は今回のオンエアもチェックしているでしょうし、そこで太川が禁断の書を入手した上、返却に駄々をこねていたことを知ったら、ドン引きしているかもしれませんね」(前出のテレビ誌ライター)

 太川は、勝利への異常なこだわりを見せる一方で、7月7日の『路線バスで鬼ごっこ第2弾』では相手チームに写真を撮られて逆転されたものの、敗北を認めて「僕はもうそろそろ体力の限界」とコメント。ゴールに向かう道中の千葉駅のバス停でも、「おじさんもうダメだ。もうクタクタ」と言ってベンチに座り込んでしまっていた。

 さらに、7月24日放送の『路線バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅第9弾』でも、太川はゴールへ移動するタクシーの車内で「もう嫌だ、この番組。本当に体に悪いよ」と弱気な発言をする場面があった。

 そして今回も、初日の戦いを終えて、宿泊先の宿を確保すると太川は「ホテルが決まったらもう力が入らない」と弱々しい声で話し、ベンチに倒れ込む場面があったのだ。

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