■ギャル村重に対し甘々な好々爺に!?

 テレビ誌ライターは続ける。

「太川はもう62歳ですし、長時間バスを乗り継ぎまくる、時には10キロ近く歩くこともあるバス旅のロケが体力、精神的に難しくなってきているのでは、と感じさせるところが近頃、度々あります。また、今回はロケの厳しさを感じさせる場面以外にも、太川の年齢を感じさせる場面があったんです」

 2日目の朝、太川は村重が熱望していた軽井沢町行きを断念することをチームメンバーたちに伝えた。

「村重は初日から“夢”とまで言っていた軽井沢行きを断念されたことで、“軽井沢行かないんですか?”と太川に詰問します。40歳近く年下の村重に圧をかけられた太川ですが、怒ることもなくただ村重に頭を下げてタジタジ。

 さらに、軽井沢行きを断念したことで、出発時間も当初の予定より大分遅くなったため早朝4時に起床していた村重は、“集合もう少しあとでも良かったんですか?”とまたしても太川に詰め寄ります。これにも太川は“ごめんなさい本当に!”と頭を下げるばかりで村重にやられっぱなしでした」(前同)

 2日目の終盤、青木村から上田市に向かうバスの車内では、村重が太川の行動について「まだ4歳の、1番下の妹の動きをずっとしてます。超気分屋」と指摘した。

「4歳児と太川を比べるとは村重もなかなか失礼なのですが、それに太川は怒る素振りもせず、マスク越しでもわかるほどの優しい笑顔をしているだけでした。

 村重はスタートした段階から、キャピキャピとしてどんな状況でもハイテンションで太川と接していました。それに太川は苛立つ素振りもなく、元気な孫を見守る優しいおじいちゃんのような態度で対応していました。さながら太川は好々爺といった雰囲気でしたし、そんなところからも年齢を感じさせましたね」(同)

 還暦越えの太川には、おしとやかなマドンナよりも、村重のように明るいギャルのほうがあっているのかもしれない。

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