■「60歳引退宣言」から6年――お笑い怪獣・さんまにも陰り

 明石家さんま(66)は「60歳での引退」を示唆していた。

 2011年放送の『さんまのまんま』(関西テレビ)にゲスト出演した千原ジュニア(47)から「引退を考えたりするんですか?」と尋ねられると、さんまは「60歳」と語った。以降、週刊誌やスポーツ紙などで「さんまの引退説」がたびたび報じられるようになった。

 さんまは2020年6月放送の『行列のできる法律相談所』に出演した際、「ファンがもっと少なくなったら辞めようと思っている」という考えから、60歳で引退をしようと考えていたとあらためて語った。

 しかし、周囲から「落ちていくところが見たい。今辞めるのはカッコよすぎる」と言われて「引退を辞めた」と説明。そして、「次に辞めるのは65歳やなと。(65歳の誕生日まで)あとひと月。でも、そういうチャンスも失った」とコメントした。

「7月1日には66歳を迎えたわけですが、まだまだ引退という感じはありませんよね。ただ、さすがのさんまさんの瞬発力にもここ最近は陰りが出てきているといいます。さんまさんといえば、収録番組でも“ライブ感”を重視し、60分番組であれば60分で収録を終わらせるような人でした。

 ただ、今では“あれやあれや”となかなか言葉が出てこないこともあるそうです。さんまさん自身もそんなに長く続けていくつもりはないのかもしれません」(前出の芸能プロ関係者)

 たけし、さんまとともに“お笑いBIG3”として長年テレビで活躍していたタモリ(76)は、2014年3月に『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が終了してからは第一線を退いた印象だ。

「現在は週1回の生放送『ミュージックステーション』と、ライフワークとも言える『タモリ倶楽部』(ともにテレビ朝日系)、『ブラタモリ』(NHK総合)に出演しているほか、たまにCMに出演する程度ですから、“現役バリバリ”という感じでもないですよね。

 また、松本さんの相方の浜田雅功さん(58)も、番組でイジられるほど“老い”が深刻化しているようですね」(前出の制作会社関係者)

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