■予告で赤楚が披露した「変身!」が完全カット

 いちおう「メモ魔」の高橋が一挙一動を細かくメモし続ける姿を見せて笑いを誘ったり、桐谷の付き人の話にちなみ、所属して1週間のマネジャーと新幹線のグリーン席に座った瞬間に「背中ガンって倒してガーって寝た」という態度の悪さに怒って「蹴りました」というエピソードトークはあったものの、高橋はほとんど「しゃべくれない」結果に終わってしまった。

「芦田や桐谷のトークのクオリティは高く、おそらく“撮れ高”が桐谷だけで問題ないくらいに盛り上がってしまったのが、逆に仇となったんでしょう。今回に限らず、ここのところ『しゃべくり007』はゲストを複数招いたはいいけど掘り下げ不足で終わることがたびたび指摘されています」(前出の女性誌記者)

 特に視聴者から「予告詐欺」とまで呼ばれてしまったのが、8月2日放送の赤楚衛二(27)と、6月21日放送の『しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話合体SP』の中川大志(23)の扱いだったという。

「赤楚は17年放送の『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)でブレイクした仮面ライダー俳優で、予告では“変身!”という掛け声と変身ポーズを決める様子が告知されていたんですが、まさかの本放送で全カット。おもしろい話は多かったですが、登場時も《父は言語学者、母は元ピアノ教師。仮面ライダーで注目を浴びた俳優さん》と紹介されたのに仮面ライダーに関する話もなかった。この回も、赤楚は俳優の浅野忠信(47)とミュージシャンのCHARA(53)の娘であるSUMIRE(26)のセットで登場していて、割を食った感がありました」(制作会社関係者)

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