■最終回に向けて考察が加熱

 MERの活躍で爆破事件の被害者は全員助かり、今回も死者を出さずに済んだはずだったが、なんと椿の魔の手が涼香に伸びていた。以前、喜多見に命を救ってもらったと涼香に近づき、喜多見に渡してほしいと水筒を託したのだった。

 椿の狙いに気づいた喜多見は、涼香に水筒を「捨てろ! それを投げて逃げろ!」と叫びながら駆け寄るが、投げた水筒が爆発してしまい、背中に直撃を受けた涼香は心肺停止状態。喜多見が必死に蘇生を試みるが、再び心臓が動き出すことはなかった。

 今回の予告動画に、危機管理対策室の清川(工藤美桜/21)が、いつもの「死者は……ゼロです!」ではなく、「1名です」と告げるシーンがあったか、まさかそれが涼香だと思っていた視聴者は少なかったようで、ツイッター上では「殺すまでする必要はなに?」などと、脚本が鬼すぎると怒りの声が続出した。

 また、最終回で喜多見と涼香のハッピーエンドを予想していた人が多かったようで、「わたしが思ってた最終話のエンディングは涼香ちゃんと音羽先生の結婚式でみんな揃ってニッコニコだったんだよぉ! どうしてくれんだよぉ」などと、悲痛な声が寄せらていた。

 放送後も、喜多見最愛の妹・涼香死亡で、放心状態になったという視聴者が相次いでいたが、一方で、最終回の予想が盛り上がっていた。もっとも多かったのは、MER解体を画策する白金大臣(渡辺真起子/52)が寝返って味方になるという予想だった。

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