■どんでん返しが起きるのは確実か

 これは、喜多見のスキャンダルがネット上に拡散したことで、自身の不正が暴かれることの逃れられると、政界のドンと呼ばれる与党幹事長・天沼(桂文珍/72)が不敵な笑みを浮かべるシーンがヒント。久我山は同意したが、白金大臣は引きつった笑顔を見せ、表情を曇らせていたのだ。

 そのほかには「涼香の心臓を赤塚大臣に移植手術する」や「椿の命ををもう一度助けるエピソードがあり、椿が改心し、逮捕される」という予想も。前者は心停止していたので医学的に無理そうだが、後者はアリかもしれない。

 また、ドラマの前半で涼香が入院中の子どもたちと紙芝居を作っているシーンで、彼女が手作りの箱を女の子に渡すシーンがあったのだが、これが何かの伏線だと考察する人も。ドラマ公式サイトの最終回のあらすじに「最大のピンチを迎えたメンバー。しかし、その時…喜多見の心を震わせる“言葉”が響いた」とあるため、箱の中に涼香が残した言葉が、喜多見を動かすのかもしれないのだ。

 いずれにしろ、日曜劇場は最終回でどんでん返しを見せてくれるのが、いつものパターン。今回も驚くような最後をみせてくれそうだ。(ドラマライター/ヤマカワ)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4