■りょーちんとモネはまだ脈がある?

 これを見ていた視聴者は、ドラマ公式インスタグラムに「もうニヤニヤが止まりません! どうか2人に良い未来を」「抱きつくときの、モネの片脚ピョーンがかわいかった」「長い時間かけて築いたふたりの絆。離れていても大丈夫って確信させてくれる今週のラスト。最高です」など、多くのコメントが寄せらてていた。

 次回の18週「伝えたい守りたい」は、時代設定が2019年で百音は24歳になっており、予告動画では、菅波が真剣な表情で「来週は東京に行きます」と告げる姿や、莉子(今田美桜/24)が「プロポーズされるんじゃない?」と問いかけ、百音が動揺する姿も。

 さらに、父・耕治(内野聖陽/52)が「俺は反対だな」という言葉に、母・亜哉子(鈴木京香/53)が悲しそうにする姿と、妹・未知(蒔田彩珠/19)が「お母さん、珍しく落ち込んじゃってる」という声が。また、実際に東北を襲った“令和元年東日本台風”のことも描かれるようだ。

 これに視聴者は、今後の展開をツイッター上で「予告でそれらしいこと言ったのがその通りになってないのをみんな知ってるからプロポーズはないな」「耕治が反対しているのは、亜哉子さんが折に触れ言ってた“民宿を再開したい”の答えなんじゃないかな」などと考察していた。

 また、10月29日の最終回まで残り40話を切っているため、ドラマ終盤の考察をする人も。「物語の終着点は、りょーモネしかない」などと、百音が“りょーちん”こと、幼なじみの及川亮(永瀬廉/22)と結ばれることを望む声は今でもあるが、大本命は菅波だろう。

 その中でも、百音との関係がどこまで進むか気になる人が多く、ハグの先にキスがあるか意見が別れている。朝ドラのキスシーンは希少で、最近では前期放送『おちょやん』のキスシーンは衝撃的だった。もし、実現すれば話題になるが、清原の女優歴からすると、むずかしいかもしれない。

 そして、多くの人が気にしているのが劇中の時間の進み方で、「来週から2019年。この調子で行けばコロナ禍に移行してくんだろうな」「菅波先生は専門が呼吸器外科で、大学病院に籍が残ってるから、これ、完全に東京へ呼び戻されるのでは。しかも激務が待ってる」などと、現在に時間が追いつき、天候被害以外の困難を心配する声が少なくなかった。残り2か月、どのような展開になるのか、見守りたい。(ドラマライター/ヤマカワ)

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