■自分の事務所の名前ですら話題に

 2013年10月放送の『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系)に出演した中居は、Kis-My-Ft2横尾渉(35)、宮田俊哉(33)、二階堂高嗣(31)、千賀健永(30)がフロントメンバーの北山宏光(35)、藤ヶ谷太輔(34)、玉森裕太(31)に比べて目立っていないと指摘。横尾、宮田、二階堂、千賀の4人に楽曲提供すると申し出た。

「4人は、2013年12月に中居プロデュースの楽曲『棚からぼたもち』で本当にデビューすることになったのですが、そのユニット名は“舞祭組(ぶさいく)”というものでした。中居は、“ぶさいく”という読みを考え、ジャニー喜多川さんが漢字を当てたそうです。

 ジャニーズなのに舞祭組という強烈なネーミングのユニットは話題になりましたし、2014年10月期には『平成舞祭組男』(日本テレビ系)というユニットが主演のドラマまで放送されました。ここまで飛躍したのも、中居のネーミングセンスがあってこそかもしれませんよね」(前出の女性誌記者)

 中居は、自身が関わる物事でもネーミングセンスを発揮している。

「2020年の2月に退所会見を行ない、独立後の事務所の名前が“のんびりなかい”であると記者の質問に答える形で発表しました。中居は会見で“すべっちゃう感じになりそうだな。わあ恥ずかしいな”と会社名を答えるのに照れもあったようですが、“やっぱり、センスあるわ〜”“微妙なセンスがキラリと光ってて最高だぜ”など、会見後にはネット上で新事務所の名前が大きな話題になりました。

 他にも、『ニュースな会』のプロジェクトがきっかけで作られ、2020年11月に発売された絵本『♪ピンポンパンポンプー』(マガジンハウス)のタイトルも中居が名付け、予約段階で10万部を超える大ヒットとなりましたね」(前同)

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