■15周年記念アルバムが発売中止に

 不運の亀梨を物語る最たる例が、山下智久(36)とのユニット『修二と彰』と『亀と山P』の末路だろう。

「05年に放送していた『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)で、亀梨と山下は劇中キャラの名にちなんだアイドルデュオ“修二と彰”を結成。2人が歌った主題歌『青春アミーゴ』はミリオンセラーのヒット作となり、その後17年にはドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)で、2人は『野ブタ』以来12年振りの共演を果たし、『亀と山P』として主題歌を担当。ファンの間では、“奇跡の再共演”とも言われていました。

 そして、2019年の『ジャニーズカウントダウンライブ』で、修二と彰の15周年記念としてドームツアーと初のオリジナルアルバムの発売が発表されたんですが、コロナ禍でドームツアーが中止になったうえ、昨年12月26日にはアルバムの発売中止が決定。理由は公表されていませんが、ファンの間では、山下の退所にあたってゴタゴタがあったからでは、と言われています」(女性誌記者)

 山下と亀梨は、20年8月7日付の『文春オンライン』で、未成年の女子高生モデルを含む複数人で飲み会をしたことが報じられた。2人は相手が未成年とは知らず、飲酒の有無も把握していなかったこともあり、飲み会だけで帰った亀梨は厳重注意で済んだが、山下は17歳の女子高生モデル・Aさんとホテルで一夜を共にしたことが報じられ、8月17日に芸能活動の自粛が通達。その後、山下は活動自粛中に海外作品のオファーを受けて事務所に退所の希望を伝え、10月末で“本人の意向を尊重し、双方合意の上で契約を終了”して、ジャニーズ事務所を退所。この強引な辞め方ゆえに、ニューアルバムの発売も露と消え、巻き添えを食らった亀梨のファンは当時激怒していた。

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