■そもそもグループが…

「肉体面だと、亀梨は17年にドラマ『FINAL CUT』(フジテレビ系)のアクロバティックなシーンの撮影中に左手を骨折するケガをしてしまったことがあります。

 ちなみにこのドラマは“殺人事件で母親を犯人扱いされ、自殺に追い込まれた過去を持つ男(亀梨)の復讐劇”というシナリオですが、これに限らず亀梨は妖怪人間とし迫害を受け続けるベム(『妖怪人間ベム』/日本テレビ系)、3年前に婚約者を殺害された特別捜査官の伏見響(『レッドアイズ 監視捜査班/日本テレビ系』)、事故物件に住んで何度も命の危機が訪れる山野ヤマメ(映画『事故物件 恐い間取り』)などなど、実は不幸な役に定評があります」(専門誌記者)

 しかし、「もっともツイてない」とファンが思っているのはKAT-TUNの現状では、という声もある。

「KAT-TUNは01年に亀梨、上田竜也(37)、中丸雄一(38)、赤西仁(37)、田中聖(35)、田口淳之介(35)の6人でデビューしました。ジャニーズでは珍しい“ワイルド”“ギラギラ感”を押し出していたんですが、結成当初からメンバー個々の個性と我が強かった結果、10年に赤西、13年に田中、16年に田口が脱退。

 特に田中の退所は、素行の悪さから“度重なるルール違反行為があった”と、事実上のクビでしたからね。グループでのあまりの脱退ぶりに、昨年8月3日には『しゃべくり007~今年の24時間テレビ・メインパーソナリティー全員参戦SP~』(日本テレビ系)でくりぃむしちゅー上田晋也に“(最初9人だったのが3人になってしまった)NEWSと(6人中3人辞めた)KAT-TUNの『もう無い』は信じないことにしてる”と言われてしまう始末でしたね……」(前同)

 9月25日に放送されるNHKドラマ『正義の天秤』は、外科医から転職して弁護士になった異色の弁護士が、名門の法律事務所で様々な冤罪を解決していく、亀梨にとって初のNHKドラマ。

《元医者の弁護士、なかなかレアなキャラクターですが、原作からいただく人物像と、監督はじめ、スタッフ、キャストの皆さんと作り上げていく、少し(?)特徴的なドラマならではのキャラクター像を楽しみ、ワクワクしながら、主人公の鷹野が抱える核を大切に作りあげていければと思っています》

 と意気込みを語る亀梨だが、はたして『鬼滅』との勝負の結果はどうなるのかーー。

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