■アンジャッシュ・渡部建の“禊出演”漏洩でスタッフに不信感……

 前出の制作会社関係者はこう話す。

「もう1つ、今回『笑ってはいけない』が休止の原因になったと言われているのが、昨年のアンジャッシュ渡部建さん(48)の一件です」

 2020年6月に複数の女性との“多目的トイレ不倫”が報じられたアンジャッシュ・渡部。同年12月に謝罪会見を行なったのは『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』に出演するためではないかと見られ、会見内では記者から『笑ってはいけない』の収録に参加したか問われ、渡部が言葉を濁す場面もあった。

「渡部さんが悪いわけではないですが、スポーツ紙や週刊誌に事前に渡部さんの出演情報が漏れてしまいました。15年に渡って続いてきたシリーズですが、これまで『笑ってはいけない』に出演するゲストが誰なのか漏れることはありませんでした。

 また、放送後ですが、3月、『FRIDAY』(講談社)に渡部さんが出演するシーンの台本が流出するという騒動もありました。こうしたこれまでになかった情報漏洩に、ダウンタウンさんも憤ったと言われていますね」(前同)

 スポーツ紙や週刊誌で渡部の出演情報が報じられた直後、2020年11月の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した松本は、「あの番組は誰がゲストでどこで出てきて何をするのか、我々は知りたくない。ずっとドッキリを仕掛けられる受け身の側だから」と番組の趣旨について説明。

 そして「収録の前にあれ(ネット記事)を出されて。知りたくなかったので、これはルール違反も甚だしいと思う」と怒りの表情でコメントしていた。

「コロナ禍という状況が大きいのは確かですが、渡部さん絡みの情報漏洩も、今回の休止に至った大きな原因であると話す関係者は少なくありません。長年、鉄壁の壁で守られていた極秘内部情報が前回、外に漏れてしまった。事前に出演ゲストが誰なのか、そして台本までもが流出してしまったことに対して、ダウンタウンさんは強い不信感があるとささやかれています。

 今回、『笑ってはいけない』が“終了”ではなく“休止”と発表されたのは、コロナ禍が終わった際の“再開”を見越してのものだと言われています。しかし、情報漏洩などの一件もあり、シリーズの復活は簡単ではないでしょうね……」(同)

『絶対に笑ってはいけないシリーズ』に代わって放送される、ダウンタウン不在の『絶対笑って年越したい!笑う大晦日』(仮)は、日本テレビの新たな大みそかの恒例番組になれるのだろうか――?

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