■相方・西野は事務所社員への“パワハラ”で一気に退所へ

 人気YouTuberのヒカルとカジサックはこれまでもたびたびコラボ動画を投稿してきた。8月27日にはヒカルのチャンネルに「【もはや恒例】カジサックに過去4回仕掛けたドッキリと全く同じことを同じ場所でしてみた結果ww」という動画が、また、カジサックのチャンネルには「【大爆笑】ヒカル1日ママ体験が面白すぎた」という動画がアップされた。

「ヒカルといえば、元雨上がり決死隊宮迫博之(51)とは昵懇の仲です。宮迫はヒカルのことを“息子”と言っていますし、8月29日にヒカルの生配信に出演した際には“ヒカルチーム、ヒカル関係者にどれだけ我々は救われてるか”とも話したほどですからね。

 ただ、相方の蛍原徹(53)がコンビの解散を意識するようになったのは、宮迫がYouTubeを始めたこと、そしてそのタイミングだったとも明かしています。雨上がりが番組で解散を報告したのが8月17日。そのわずか10日、梶原は宮迫のYouTuberデビューを後押ししたとも言えるヒカルとのコラボ動画をアップしたんです。

 動画はそれ以前に収録していたのかもしれませんが、タイミング的にはなんとも……。蛍原を苦しめたとして宮迫には世間からの批判も多くありましたが、彼の闇営業以降の言動に憤る吉本関係者が多数いるのは事実。ヒカルとのあのタイミングのコラボを良く思っていない事務所関係者もいそうです」(前出の夕刊紙デスク)

 また、話題を呼んだ9月19日と20日の動画「【大事件】梶原も吉本興業を退所するかもしれません」と「【ガチ】吉本の上層部に『俺ってもしかして圧力かけられてる?』と聞いてみた」の内容も良くなかったという。芸能プロ関係者は言う。

「相方の西野さんは事務所社員へのハラスメント行為が問題視されて退所に至ったと言われています。西野さんは“円満退所”を強調しています。ただ、彼は1月、ツイッターに“吉本興業には『今の形を改めないと辞めます』という話をさせていただきました”と、事務所や社員に対する不満を書き連ねたんです。

 さらに当時のマネージャーとのLINEのやりとりまで公開。これを事務所は“パワハラ”だと問題視したと言われています。芸人の会社なので、ネタのことや活動内容などあまり細かいことは言いません。しかし、今や吉本は大企業ですからコンプライアンスやハラスメントについては本当に厳格に対処しています。

 そんな中、西野さんは一般人である社員の名前をSNSにさらしたわけです。会社としてこれは看過することができず、一気に退所という運びになったと聞こえてきています」

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5