■出川は生涯現役発言

「コンビではなく、ピン芸人として芸能界のトップにいる明石家さんま(66)も、本来ならすでに引退しているはずでした。以前は“60歳で引退する”としていましたが、20年6月14日放送の『行列のできる法律相談所 3時間スペシャル』(日本テレビ系)で、“落ちていくところが見たい。いま辞めるのはカッコよすぎる”と周囲に言われたことで引退するのを辞めたほか、“次に辞めるのは65歳やなと。あとひと月(65歳の誕生日が20年7月1日)。でも、そういうチャンスも失った”と話していました」(前出の女性誌記者)

 では、さんまのタイミングとはいつなのか。かつて、17年11月に放送された『誰も知らない明石家さんま ロングインタビューで解禁』(日本テレビ系)のインタビューで、さんまは「10年後のお笑い界のトップは誰?」という質問に「 10年後もオレ。72歳ならいけると思うわ」としていた。そうすると、2027年までは現役を続ける、ということになる。

 ちなみに、同番組では「生まれ変わっても芸人になるか?」という質問に対しては、

「芸人は一度で十分」「こんだけしんどいのは……。ポジション守るとか、維持するってのは、多分しんどすぎると思うねん」という理由で来世は「素人のすごい面白い人として、お笑いにトライしてみたい」という。

「リアクション芸人として、松本やさんま以上に過酷でいまだにボロボロになり続けている出川哲朗(57)も、自分の“引退”について、9月14日放送の有吉弘行(47)、陣内智則(47)、アンタッチャブル山崎弘也(45)、ネプチューン堀内健(51)らベテラン芸人らが集合した『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で明言しています」(前同)

 ○×で答えられる質問をそれぞれ全員が答える企画だったのだが、「何歳まで仕事するか決まってる?」という質問に、「出川だけ○で残りが全員×」という意外な結果に。この〇の理由には出川の覚悟がにじんでいた。

「ほかのメンバーは“決めてない”という理由で×だったんですが、出川は“永遠に(仕事する)”ということは決まっている、という理由で○にしていた(笑)。その後×に訂正しました。“倒れるまで続けたい”と、リアクション芸人の誇りを感じさせるコメントもしていましたね」(前同)

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