■『鬼滅の刃』レギュラー放送が23時15分に設定されたワケ
そんな『鬼滅の刃』だが、10月10日の日曜23時15分からは『鬼滅の刃』無限列車編、12月5日からは『鬼滅の刃』遊郭編のレギュラー放送がスタートすることも発表された。
残虐な描写もあるものの、アニメ『鬼滅の刃』は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていたマンガが原作だ。つまり、アニメは多くの小学生ぐらいの子どもも見たいはず。にもかかわらず、レギュラー放送が23時15分からと深い時間に設定された背景とはいったい――。
キー局関係者はこう話す。
「特に12月からは『遊郭編』なので、ゴールデンやプライム帯に放送すると子どもへの影響もあるのではないか、という配慮もあったはずです。ただ、“日曜の”この時間に放送時間を設定したのはフジテレビ編成の、緻密に練り込まれた“戦略”があるとささやかれているんです。
アニメが終わるのは日曜の深夜0時前後。ここでテレビを消してもらえれば、明けて月曜の朝には『めざましテレビ』(フジテレビ系)をそのまま見てくれる可能性が高いんです……」