■「TBSの朝の呪い」は安住紳一郎アナをもってしても振り払えない!?

「局には2時に入るような昼夜逆転の生活になるわけですから、生活リズムが崩れることが嫌だったというのもあるかもしれませんが、“死に枠”を担当することもキツいと思っていたのではないでしょうか。『THE TIME,』を成功に導いたら、安住アナは役員に昇格という記事もあります。

 ただ、朝の番組というのは各家庭、視聴者それぞれに“視聴習慣”がついてしまっていますから、新番組を継続して見てもらうのは難しい。10月1日は“初回だからとりあえず見てみよう”という人が多かったんでしょうね」(前出の制作会社関係者)

 スーパーエースの安住アナをもってしても「TBSの朝の呪い」はなかなか振り払えないということか。

「ただ、番組はまだ始まったばかり。TBS上層部も“安住ならやってくれる”と期待しているでしょう。スタジオを立体的に使った演出、全国をつなぐ中継など、他の番組と差別化できる要素も多々ありますから、視聴率は徐々に上がっていく可能性もありそうです」(前同)

 朝の情報番組では、極楽とんぼ加藤浩次(52)がMCを務める『スッキリ』(日本テレビ系)が、谷原章介(49)がMCを務める『めざまし8』(フジテレビ系)に視聴率で逆転されたことも話題になった。

『めざまし8』は9月23日の放送で平均世帯視聴率7.1%を記録。3月27日に番組がスタートして以来、初の同時間帯民放2位となるもので、同日のテレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』が10.9%、『スッキリ』は6.9%だった。

「テレビ各局が重視している13~49歳のコア視聴率はまだまだ『めざまし8』よりも『スッキリ』ほうがいいんです。ただ、『スッキリ』は5月中旬から明確に世帯視聴率を落としているんです。

 これまで7~8%台を推移していましたが、ここ最近は6%台が多く、5%台に下落する日もあるほど。『スッキリ』にはここのところ、“トラブル”が相次いで起こっていましたから、その影響もありそうです」(同)

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