■MC加藤浩次は契約解除……『スッキリ』に相次ぐトラブル

 3月12日の番組内ではアイヌ民族を傷つける不適切な表現があり、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は7月21日、「明らかな差別表現を含んだもの」として放送倫理違反があったとする意見書を公表した。

 また、7月28日に行なわれた東京五輪の卓球・女子シングルス準々決勝で、試合中の伊藤美誠選手(20)が報道陣のライトの眩しさを指摘したが、これも『スッキリ』のクルーだったことが明らかになった。

 さらに、3月26日の放送をもってサブMCを務めていた水卜麻美アナ(34)とハリセンボン近藤春菜(38)が『スッキリ』を卒業。MCの加藤も3月末に吉本との専属エージェント契約を解除され、フリーになったことも当時大きく報じられた。

「一連の出来事があり、『スッキリ』に“逆風”が吹いているのは明らかです。加藤さんも契約解除となり、大手事務所のサポートも得られなくなったためパワーダウンは必至。そんな中、『めざまし8』が『スッキリ』に迫ってきている、ということですよね。世帯視聴率だけを見てみれば、両番組にほとんど差はありません。

 さらに地方では加藤さんの地元・北海道エリア以外、東海、関西、九州エリアの世帯視聴率では『めざまし8』のほうが勝っているんです。谷原さんの『めざまし8』がお茶の間に徐々に浸透し、半年で結果が出てきていると言えそうです」(前出の制作会社関係者)

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