■厳しい意見を「金言」にするたくましい女性タレント

 エゴサーチの結果、罵詈雑言に出合ってしまい落ち込む小芝やせいやのようなタイプの芸能人がいる一方で、たくましい存在もいるという。

藤田ニコルさん(23)とファーストサマーウイカさん(31)の2人も、出演番組の終了後にエゴサーチを行なうそうですが、彼女たちはメンタルが半端なく強い。というのも、藤田さんもファーストサマーウイカさんも、エゴサーチをして出てくる厳しい声にもしっかりと向き合うといいます。

 本来はそんなもの見たくないでしょうが、中にはごもっともな正しい意見もある。また、同じ内容の批判を多くの人がしている場合、藤田さんとファーストサマーウイカさんはそれを“視聴者の皆が感じたこと”としてしっかり受け止め、その後の収録で修正していくんだそうです。それが、バラエティ番組での面白さ、好感度につながり、タレント力の向上にもつながってくると。そうして2人はバラエティ番組で重宝される存在になっているといいます。

 やはり売れている両者には、他のタレントがなかなかできない特別な努力があるということですね」(前出のお笑いプロ関係者)

 2020年1月にデビューしたSnowMan渡辺翔太(28)も、エゴサーチで入手した声を活かしているという。

「『Johnny's web』内で配信されているSnow Manの連載『すの日常』が、10月1日にリニューアルされました。渡辺は9月までは毎月9日に1回だけ連載を更新していたのですが、リニューアル当日に連載を投稿。“これから自由に更新していくから楽しみにしててね!”と不定期更新に変わることを示唆していました。

 ただ、この渡辺の発言に対してファンからは、“絶対しょっぴーは更新しないな?”“しょっぴーが不定期更新になってしまったら言われるまで更新しない予感がするんだが”との声がネットには寄せられていました。

 ファンから更新頻度の低下を懸念する声も出る中、渡辺は10月5日にも連載を投稿して、“だれだー渡辺全然更新しなさそうって言ってるやつ〜!!”と綴っていたんです。この投稿で渡辺がエゴサをしてファンの意見を見ていることが判明。ネットにあるファンの意見を取り入れて、即実行に移す。新世代のジャニーズアイドルと言えそうですよね」(女性誌ライター)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5