■「CMでいただくお金は周りの人の金利」

「濱家は“ぼくも200万円くらいありました”、山内も“それくらいあって、危ないと思ってカードとか切り刻んで二度と借りられないようにして……”としていました。この“カード切り刻み”も伊達は“そうそう”とうなずいていたことから、これも借金芸人あるあるなんでしょう。

 かまいたちは特に『アコム』で借金していたといい、いまやその『アコム』のCMに出演しているのを“変な気分”としていました(笑)」(前出の女性誌記者)

 濱家は『アコム』について「最後よくない形でお別れしてる」「何度も滞納して返してくださいってなってた」としたほか、伊達の「CMでいただくお金は周りの人の金利」という耳が痛くなる言葉に山内が「昔の僕の利息」と返して、この話題は終わった。

「今回は山内が賞レースを“あれがなかったら死んでる”としていましたが、実際のところ、そうした芸人は実に多い。10月6日に、アンジャッシュ児嶋一哉(49)がYouTubeチャンネル『児嶋だよ!』におぎやはぎ小木博明(50)が出演した『友達のおぎやはぎ小木さんがついに児嶋だよに来てくれたよ』が投稿されましたが、ここでも似た話がありました」(前同)

 動画の後半、おぎやはぎが売れ始めた時期を振り返っている際にトークテーマが「借金はいつごろ返した?」に移行。「みんなそうだけど」としつつ「スゴイ借金してたじゃん、俺ら」「オンエアバトル(爆笑オンエアバトル)で優勝して営業入りだしてエンタ(エンタの神様)に呼ばれるようになって借金返せてたんだけど……」と児嶋は振り返っていた。

「ちなみに、9月6日放送の『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)で明かしたところによると、児嶋が多額の借金を抱えたのは、ブレイクできずにギャンブルに手を出し始めたコンビ結成6年目の頃。

 結婚前だった妻にヒモ同然に養われ、母親にも借金していた人生に嫌気がさして、芸人を辞める一歩手前だったそうです。相方の渡部建(48)は後年にこの話を聞いて、“あのタイミングで児嶋がそれを言ってたら、たぶん解散してただろう”とするくらい、先行きの見えない状態だったと18年に『文春オンライン』のインタビューで児嶋が明かしています」(前同)

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