■おぎやはぎは児嶋に500円あげた

 小木は児嶋に続ける形で「5、600万行ってるからね」と、自身の当時のとんでもない借金額を暴露。しかも当時は利子が高く、借金が膨れ上がっていて、「テレビに全然出てても、バイトしてるからね。じゃないと返せないから」「借金は結婚する直前(2006年)まであった気がする」と明かした。返済できたのは34、5歳のことだったという。

「借金時代のエピソードとして、児嶋は笹塚に住んでいた時代、新宿で行われた事務所主催のお笑いライブ『バカバク×ブートレグ』出演にあたり、“新宿についた時点で100円切っちゃって”“その時に楽屋でお金くださいって言って”と後輩芸人たちに小銭のカンパを募ったところ、東京03豊本明長(46)やゆってぃ(44)は10円、50円ほどだったのが、おぎやはぎは500円もくれた、と明かしたんです。小木は“しょうがないじゃん。先輩が言うんだもん!”としていましたが、児嶋は“カッコいいと思って! 忘れないもんそのこと”と、実に恩を感じていることを明かしていました」(前出の女性誌記者)

 もっとも、小木いわく「俺が売れたらすごい返してやる。いい焼き肉屋連れてってくれるって約束したのに、連れてってくれないの!」と、児嶋にクレームを入れる一幕もあった。

「借金とは少し違いますが、バナナマン設楽統(48)にも似た話があります。07年3月18日に、バナナマンは優勝賞金100万円の『ザ・イロモネア』(TBS系)に出演しましたが、その収録6時間前に設楽の自宅が火事になり、大事な写真やDVD、衣装、バッグ等のほとんどの私物を失ってしまいました。

 設楽は『イロモネア』の序盤で火事の話をしてから、最後の最後、ここぞというタイミングで“火事で焼けただれた携帯電話”を客席に見せて爆笑をさらい“火事にあったその日に優勝賞金100万円を受け取る”という伝説的なエピソードがありますね」(前同)

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