■コロナ明けのフィンランド旅行が紹介された
ちなみにトーベ自身は32歳の頃、友人のエヴァ・コノコフに宛てて、
《その人は女性よ。そして、それはごく自然で正真正銘の真実なのよ。何の問題もないわ。私は自分自身を誇らしくに思うし、抑えがたいほどの喜びを感じている。》
とつづっていたことが、『ムーミン』の公式サイトで明かされている。そのほかにも多くの葛藤を抱えつつも力強く生きた女性の物語が、『TOVE/トーベ』ということだろう。
「トーベ・ヤンソンゆかりの地を訪れる“オーランド島&ヘルシンキツアー”などを中心に、ツアーのPRが行われました。『ムーミン谷の彗星』のモデルと言われる海岸線を訪れたり、農園の見学やジューステイスティング、パン作りワークショップ、美術館に首都ヘルシンキなどなど、数多くの名所を巡る7泊8日、代金44万9000円の旅を、22年6月に計画しているそうです。もちろん、コロナが明けたらの話ですが……」
そして、メインイベントであるアルマ・ポウスティさんとの中継ライブが行われた。
「記者のために予定されていた質問タイムは、回線トラブルと時間の都合上行えませんでしたが、進行を務めるフィンランド大使館商務部のノーラ・シロラ氏らが多くのことを質問してくれたため、いろいろな話を聞くことができました」