■松山英樹選手なしで韓流ドラマに勝利

 4月12日の『ラヴィット!』は世帯視聴率5.6%を記録。ただ、この日はTBS『マスターズゴルフ2021』の最終日が前番組として放送されており、松山英樹選手(29)が悲願の初優勝を果たしたのだ。

 これにより、『ラヴィット!』は通常より約20分遅れてスタート。松山選手の歴史的優勝を受けてスタートしたこともあり、視聴率を伸ばした。

「ただ、マスターズの放送が終わり、『ラヴィット!』がスタートすると、視聴率は“滝つぼ”のように急落。つまり、ほとんどの視聴者が『ラヴィット!』ではなく、松山選手の優勝を見ていたわけです。

 その日の数字が5.6%だったわけですが、10月27日は、通常運転での過去最高の3.4%。『ラヴィット!』はこれまで、テレビ東京で放送されている韓流ドラマにも負けていたわけですが、それがついに上回ることになったんです」(前出の制作会社関係者)

『ラヴィット!』と同時間帯、テレビ東京ではこれまで韓流時代劇『カンテク~運命の愛~』を放送しており、『ラヴィット!』は同ドラマにも視聴率で完敗し続けていた。

 10月27日からは新たに『ノクドゥ伝〜花に降る月明り〜』がスタートし、同日の世帯視聴率は3.1%だった。

「『ラヴィット!』が0.3ポイント、テレ東の韓流ドラマを上回ったんです。実は、『ラヴィット!』の視聴率はここ数日で微増していて、10月21日までは2%台だったのですが、22日に3.2%を取ったのを皮切りに、週明けの25日は3.2%、26日は3.1%、そして27日に3.4%と、4放送連続で3%台を維持している。

『THE TIME,』との相乗効果が出ていると言えるでしょう。また、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の影響も大きいでしょうね」(制作会社ディレクター)

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