■恋愛より家族を優先か
セリフの言い間違えに限らず、4月22日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、「自分の演技に自信を持てずに、法廷のワンシーンだけで2日にわたって、計18時間撮影した」と報じられている。
「『イチケイのカラス』の映画化もウワサされていますが、これについてもドラマ版で竹野内さんのセリフが当初よりも削られ、その代わりに黒木華(31)や小日向文世(67)のセリフが劇的に増えたと言われていることから、動作だけで爆笑をさらう世界的な作品『Mr.ビーン』のような、“無音”となる場面もけっこうあるかもしれない、とも考えられています。実際、ドラマ版も表情の演技や飄々とした感じは好評でしたからね」(前出の女性誌記者)
『イチケイ』で竹野内が演じた裁判官は、「大事なのは、話を聞いて聞いて聞きまくって、悩んで悩んで悩みまくって、一番いい答えを決めること」というポリシーを持つキャラクター。それだけに、現実の竹野内の人間性ともシンクロして、いい演技に昇華されたということか。
「私生活については、今年6月24日号の『女性セブン』(小学館)によると、14年に父親を肺がんで亡くしたこともあり、時間があれば母親が一人暮らしをしている家に顔を出しているといいます。19年には“これまでも今後も大切にする時間”という質問に“家族との時間”と答えているし、恋愛よりも家族を優先したいのかもしれませんね」(前同)
4月22日発売の『週刊文春』によると、そういった家庭の事情に加え、竹野内は「結婚すると落ち目になるのでは」と考えているという。
悩み続ける男を好演した竹野内。私生活も、まだまだ悩みが続きそうだ。