■「3人集結」でも来なかったV6“幻のメンバー”

 国民的グループ・嵐の3人も見届けたV6のラストライブだったが、2021年から芸能活動をストップさせている大野智(40)は来場していなかった。

 女性誌編集者は、

「大野さんは、来るのでは、と思われていたのですが……。というのも、彼は嵐のメンバーの中でもとりわけV6に縁がある人物といっても過言ではないですからね」

 と話し、こう続ける。

「2019年2月放送の『VS嵐』(フジテレビ系)で大野さんは、ジャニーズJr.時代にジャニー喜多川氏から“YOU、バレーボールできる?”と質問され、“経験ないしバレーボールの何かやらされるんだって思って『できない』”と答えたというエピソードを語っていました。

 ジャニー氏はこのとき、大野さんの隣に偶然座っていた岡田さんにも同じ質問をし、彼は“できる”と回答。なんとこの質問で、岡田さんはV6入りが決まったといいます。

 V6は、1995年のバレーボールワールドカップのイメージキャラクターとして結成されたので、バレーボールができるかできないかはジャニー氏にとっても重要なポイントだったのでしょう。もし、ジャニー氏の質問に大野さんが“できる”と答えていたら、岡田さんではなく、大野さんがV6入りを果たしていた可能性が高い。いわば大野さんはV6の“幻のメンバー”とも言える存在なんです」

 メンバー入りの可能性があったほどV6と縁深い大野。

「大野さんもおそらく、V6の最後の勇姿を生で見たかったでしょうね。ただ、彼は2021年以降、芸能界から距離を置いている。そんな大野さんが来場して、他のメンバーとV6のライブを見守ったら、それだけで大注目を集め、V6のラストライブ以上に話題になってしまう可能性もあったでしょう。大野さんとしては、自身の状況や影響力も鑑みてラストライブへの来場を避けたのかもしれませんね」(前同)

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