市原隼人
市原隼人

 2021年10月クールのドラマも出揃う中、ひときわ好調ぶりが目立っているのが小栗旬(38)が主演を務める『日本沈没ー希望のひとー』(TBS系)だろう。

 小松左京さんの小説を原作にした同作は1974年に続いて2度目のテレビドラマ化。ストーリーも現代に合わせて、新しく生まれ変わった今作は、10月10日の初回放送で平均世帯視聴率15.8%、続く2話と3話でもそれぞれ15.7%の高視聴率を記録している。

「『日本沈没』は、作品の内容もさることながら、地上波放送と連動して『Netflix』で全世界に配信されるという新しい試みにも注目が集まりました。『ゴジラvsコング』でハリウッドデビューもしている小栗の主演作ですから、世界的な注目を集めてもおかしくはないのですが、どうやらそうはいかなかったようです」(女性誌記者)

 11月2日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)によると、『日本沈没』は海外の映像作品評価サイト『IMDb』で2573位に位置しており、とても注目が集まっているとは言い難い状況だという。

「『日本沈没』が盛り上がっているのは日本だけ。世界から無視されてしまっている感じのようです。日本では圧倒的に見られている作品なのに、世界では全く相手にされない。日本人しか分からないような話、文脈も出てくるため、世界の人たちは興味を持ちにくいのかもしれませんが、厳しい結果ですよね」(前同)

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