佐藤健『電王』だけじゃない!仮面ライダー『オーズ』『ビルド』が圧倒的な人気を誇るワケ「犬飼貴丈と赤楚衛二」の熱すぎバディ(ビルド編)の画像
『仮面ライダービルド』(画像は講談社の『平成ライダーシリーズMOOK』表紙)

 11月6日にNHKBSプレミアムにて、『発表!全仮面ライダー大投票』が放送。「作品」、「仮面ライダー(キャラクター)」、「音楽」の3部門で行われたランキング企画で、07年放送の佐藤健(32)主演作で知られる『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)が作品と仮面ライダーの二冠を達成したが、それ以外にも注目すべき点があるという。

※『オーズ編』はこちらから

「17年9月~18年まで放送していた平成ライダー第19作目の『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)の人気の高さが、今回のランキングから伝わってきます。

『ビルド』は、“火星で発見されたパンドラボックスが引き起こした事件がきっかけで日本が東都、北都、西都の三国に分かれている”という歴代でも群を抜いて異色の世界観の作品。脚本を担当したのが10年の『ジョーカー 許されざる捜査官』(フジテレビ系)や19年の『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)など一般ドラマも多数手掛ける武藤将吾だったこともあり、田作品よりも一般ドラマっぽい雰囲気が強い作品です」(特撮ライター・トシ=以下同)

“作品”部門で5位、“音楽”部門ではPANDORA.feat.Beverlyによる主題歌『Be The One』が2位を記録。特筆すべき点は、“仮面ライダー”部門で200人以上の全作品のライダーから、『ビルド』のテレビ本編に登場したライダーが、終盤に登場した『マッドローグ』以外全員ランクインしていることだ。

 犬飼貴丈(27)演じる記憶喪失の天才物理学者の桐生戦兎(きりゅう・せんと)が変身する「勝利の法則は決まった!」が決めセリフの主役ライダー『ビルド』が9位。

 武田航平(35)演じる“カシラ”と呼ばれる農家でアイドルオタクの猿渡一海(さわたり・かずみ)が変身する『グリス』が10位。
 

 赤楚衛二(27)演じる戦兎の相棒で脱獄犯の万丈龍我(ばんじょう・りゅうが)が変身する『クローズ』が11位を記録。

左から「ビルド」「クローズ」「グリス」のSHFiguarts(Amazonより引用)
左から「エボル」「ローグ」のSHFiguarts(Amazonより引用)

 そして、俳優の前川泰之(47)と声優の金尾哲夫(71)のタッグで演じた“石動惣一(いするぎ・そういち)/エボルト”が変身する悪のライダー『エボル』が32位、水上剣星(37)演じる戦兎の元上司氷室幻徳(ひむろ・げんとく)が変身する『ローグ』が72位に、それぞれランクインを果たしている。

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