■このままでは3年後に“クシャおじさん”になってしまう

「大悟は“レクター博士”のたとえに“しゃべれんとかじゃない。外出れんよ。人前に出れんよ、あんなもんつけて。2年間、ジャギでやんの”と、『北斗の拳』の悪役で主人公・ケンシロウの兄であるジャギにたとえたツッコミをしていました。

 ただ、実際にノブにとっては死活問題らしく、騒音レベルで歯ぎしりがひどいうえ、上の歯がセラミックなのに下の歯が自然なため、バランスが最悪で、このままでは3年後に“クシャおじさん”になってしまうと想定写真を歯医者に見せられたそうです」(前出の専門誌記者)

『北斗の拳 究極版」第4巻の表紙を飾るジャギ(徳間書店)

「クシャおじさん」とは、1970年代にテレビに出演していた名前の通り顔をクシャっとさせ、顔が一瞬で短くなる一発芸で人気を博していたおじさん。ノブはこの写真を見せられ、「このままだと下の歯が全部後ろに倒れてなくなる」「全部インプラントにしないといけない」と医師に言われ、矯正を決意したそうだ。

「あえて上の歯を出っ歯にしてから、下の歯を矯正して、直していくといいます。矯正中は滑舌が悪化して“くしぇがしゅごい(クセがすごい)”“なんじぇやねん(なんでやねん)”になってしまうことを伝えると、大悟も“しょうがねぇな”と渋々納得していました」(前同)

「ジャギ化」したノブも、ちょっと見てみたいかもしれないーー。

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