■金遣いは荒いが、粋でもある

「大悟は明石家さんま(66)やビートたけし(74)を彷彿とさせる“昭和の芸人さん”を地で行ってますよね。お笑いではないですが、“飲み会でハシゴするたびに人数が増えて一晩で借金が2億円になった”という逸話で知られる名優・勝新太郎に近いものも感じます」(女性誌記者)

 それだけに、山里の祝儀には100万円を気前よく渡したり、飲み友達でかわいがってもらっていた志村けんさんが亡くなった際は、無免許なのに愛車キャデラック・エスカレードを約500万円で引き取ったりと、「粋でカッコいいお金の使い方」を意識的に行っているフシがある。

「9月21日放送の『火曜は全力!華大さんと千鳥くん 秋の大ロケ2時間SP』(フジテレビ系)でも、大悟は非常にカッコよかった。自腹10万円でボートレースに挑んだところ50万5000円で大勝ちしたんですが、それを共演者やカメラマン、スタッフに1万円ずつ配り、ノブに“北島の親分(北島三郎)”と評されていました。

 もっとも、番組の用意した56万円を使ったつぎのレースははまさかの大外しで0円になってしまい、“0になったんよ”と落ち込んでいましたけどね(笑)。川島の折り紙もそうですが、単純にカッコいいだけでは終わらない部分も含めて、やはり“昭和の芸人”という雰囲気があります。今回のラジオでの思い出話の最後のオチも、ちょっとキメきれなかったんですよね(笑)」(前同)

 ノブは売れっ子になった今こそ、大悟は山里と同じように川島にもお金を渡した方がいいのでは、と切り出し、川島も、

「かっこいいのは“その折り紙、この金額で買わせてもらえませんか?”っていう。これが一番よくない? “兄さん、まだ持っていますか? 持っているんやったらあれ、子供がほしい言うてるんですわ。○万で買い取らせてください”“ええよ”できれいに終わる話ですね」

 と、ノリノリで賛同。しかし、大悟は川島の子どもの年齢を4歳と1歳だと確認したうえで、「遊ばしたってくれ、あれで」という何とも締まらない返事。

ノブ「いらん! なにがかっこいいんや。“遊ばしたってくれ”って(笑)」

川島「金返せ! もう、いいです(笑)」

 と、ラジオは次のコーナーへと移った。

 あらためて、その人柄が伝わる大悟の金遣いエピソードが明らかになったーー。

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