■ジョン・レノンとジェイ・Zは「愛の証」として

「愛の証」として妻の姓を名乗る海外セレブもいる。

 ラッパーのジェイ・Z(51)は歌手のビヨンセ(40)と結婚した際、本名のショーン・コネリー=カーターをショーン・ノウルズ=カーターに変更している。ビヨンセの両親に男児が生まれず、ビヨンセがジェイ・Zと結婚したことでノウルズ姓が消えてしまう恐れがあったため、ジェイ・Zが改姓したようだ。

 ジョン・レノンはオノ・ヨーコ(88)と結婚した後に「ジョン・ウィンストン・レノン」から「ジョン・ウィンストン・オノ・レノン」に改名。フェミニストの先駆者としても知られたジョンは「結婚した男女は平等であるべき」という考えを持っており、妻が夫の姓を名乗るならば夫も同じく妻の姓を名乗るべきと改姓したという。

「海外では自分の姓も残しつつ、ミドルネームに妻の姓を入れるという人もいます。ジョンもその1人ですね」(前出の女性誌編集者)

 森田やキャンドル・ジュン氏のように、日本でも妻の姓を選ぶ有名人は増えていくのだろうか――。

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