■大谷選手は「一人のスポーツ選手がもたらす経済効果としては空前絶後の金額」

 大谷の年俸は今季300万ドル(約3億4200万円)と、メジャーリーガーとしては格安だが、それ以外の収入がケタ違いだ。多ジャンルの11社の企業とスポンサー契約を結んでおり、今年7月に米経済誌『フォーブス』が発表したスポンサー収入ランキングによれば、野球以外の稼ぎは600万ドル(約6億8500万円)。これは現在のメジャー最高額だという。ちなみに、過去の日本人選手の最高額は2012年にイチロー(48)が総額700万ドル(約7億7000万円)を記録している。

 しかも、11月19日の『日刊スポーツ』によると、関西大学の宮本勝浩名誉教授の計算した大谷のMVP獲得による今後1年間の経済効果は、日米合わせて約251億9247万円で、「一人のスポーツ選手がもたらす経済効果としては空前絶後の金額」だという。

「11月15日に東京都内で行われた会見で、大谷本人が語っていたところによれば“ロサンゼルスは税金が高いので、半分ちょっとくらいは納めないといけない”としつつも、お金を使う機会がないタイプらしく、今のところは貯まっていく一方だとか。

 これに比べると、羽生の方が収入は少ない印象を受けます。もちろん、あくまで大谷と比較した場合の話ですけどね」(専門誌記者)

 15年の『女性自身』(光文社)によると、羽生のANAとの契約金は5000万円ほどだという。当時の年収は、他のCM契約やNHK杯の優勝金額、アイスショーの出演料なども込みで2億円前後と報じられていた。現在は、もっと増えていると思われる。

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