■竹野内豊の「セリフ大幅減」、黒木華＆小日向文世の「負担増」
『イチケイのカラス』では竹野内のシーンが多すぎると撮影スケジュールがこなせない可能性があったため、竹野内のセリフが当初よりも削られ、その代わりに黒木や小日向のセリフが大幅に増えたという。
４月２２日発売の『週刊文春』では、竹野内が黒木に対して「裁判用語は難しいね」と苦笑しつつ話しかけたほか、「異議を棄却します」というセリフを竹野内が噛んでしまい、法廷内に爆笑が起きたとも報じていた。
また、演技プランが定まらないまま現場に入ることも少なくないようで「自分の演技はこれで大丈夫でしょうか？」とスタッフに何度も確認する場面もあったという。
「ドラマや映画に引っ張りだこの超イケメン俳優として知られる竹野内さんですが、意外にもかなり優柔不断な性格みたいなんです。加えてセリフ覚えもそれほどはよくない。そのため、映画になったらいよいよ竹野内さんのセリフはなくなるのではないか、とも言われている。反対に黒木さんと小日向さんのセリフが爆増して、負担が大変になる可能性は高そうです。
ドラマ版では竹野内さん演じるクセ者裁判官・入間みちおが事件現場に聞き込みに行ったりする場面が多くありましたが、映画では法律用語の多い法廷シーンを減らして、聞き込みや日常のシーンを増やすのかもしれません。歩いて物思いにふけったり、表情で見せるシーンであれば、動きだけですからセリフを覚える必要はありませんからね。
黒木さんと小日向さん、そして豪華なライバル役が、難しい法律用語が入り混じるセリフのやりとりを展開し、竹野内さんは表情や背中で見せる、という映画になるのでは、と関係者の間では言われていますね」（前出の制作会社ディレクター）
“セリフなし映画”がフジテレビのピンチを救うのか、そして同作は竹野内の代表作になるのだろうか!?
