■海老蔵&西野の新作歌舞伎『プペル』でひと悶着
2022年1月、新作歌舞伎『プペル~天明の護美人間~』が上演される。海老蔵が主演し、脚本と空間・美術演出を原作の絵本『えんとつ町のプペル』の著者でお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(41)が務める。
海老蔵が演じるのは主人公でゴミ人間のプペル、その友人で人間のルビッチは“玄”という名前に変更され、麗禾ちゃんと勸玄くんが交代で演じる。
最近も『ワンピース』や『風の谷のナウシカ』といった人気コミック作品の歌舞伎化がヒットしており、『プペル』もその1つだというが、1階のSS席は3万円、2階最前列のS1席は2万円という前代未聞の高額設定に業界がザワついているという。
11月14日の『デイリー新潮』では、この公演は当初、主催と制作を「松竹」が担うと発表されたが、その後に海老蔵や西野の事務所による「新作歌舞伎『プペル』実行委員会」に変更されたと伝えている。
「松竹が外れたのは、前例のない高額な料金設定、海老蔵さん一家のファミリー色が強すぎるキャスティング、そして歌舞伎については素人の西野さんが空間・美術演出を担うためだといいます。西野さんは原作者で作品への思い入れが強く、松竹側と折り合いがつかなかったようですね」(前出の芸能プロ関係者)
結果的に海老蔵サイドのゴリ押しに松竹が折れ、“自主公演”に落ち着き、松竹は宣伝活動のサポートに専念すると報じられている。
「西野さんと『プペル』については、さまざまなトラブルも取り沙汰されていましたよね」(前同)