■思い出すのは松本との濃厚な濡れ場があった名作映画

 松本いわく「経験がないことも含めて、そこで一生懸命やっている姿が応援したいな、アドバイスしたいな、って思うんだよね」ということだった。ちなみに、14年に『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)でも、松本は有村が21歳の誕生日を迎えた際にリクエストに答えて「松本が好きな映画のDVD21作品」と「黄色と青のバラ」をプレゼントしたことを明かしており、非常にいい関係を築いていたようだ。

 しかし、気になる共演といえば、2度目の「先生と生徒のこじらせた恋愛」だろう。これは、2017年公開の映画『ナラタージュ』のこと。

「高校3年生の工藤泉(有村)が、演劇部の顧問である葉山(松本)に恋心を抱いたことから始まるラブロマンスです。高校3年生の制服姿、20歳の清楚な女子大生、現在は映画会社で働くOLの“3つの有村”が楽しめる作品でもあります。ストーリーは、OLの有村が、昔を回想する形式で始まります。何といっても特筆すべきは、松本と有村の超濃厚なカラミでしたね……」(映画ライター)

 髪が伸びている、という松本の髪を風呂場で切り、服を着たまま有村がシャワーをぶちまけてお互いが水浸しになりながらキスをしたり、、松本から夜中に電話がかかってきたことに嫉妬した彼氏で靴職人の坂口健太郎(30)に、料理している途中に有村が無理矢理……といった描写もある。直接的な濡れ場も、2回ほどあった。

「1度目は、坂口健太郎との場面です。有村がキャミソールをまくりあげ、薄い水色の上下の下着をちょっとイヤそうな風に見せているのが、非常にリアル。ちなみに、坂口健太郎はクズ、というか束縛が強いというか、あまりにエキセントリックな彼氏を演じていて、有村と破局した際の坂口は、彼史上でベストの演技と言ってもいいと思います」(前同)

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