■1人勝ちの藤井貴彦アナを猛追するのは……

 日テレの夕方は、同局のエース・藤井貴彦アナウンサー(49)がMCを務める『newsevery.』が放送されており、多くの視聴者を獲得している。同番組の平均世帯視聴率は10%を超える日も少なくない。

「『news every.』は同時間帯で断トツの1位。藤井アナの巧みなアナウンス技術、自身の言葉で視聴者に呼びかける姿勢も高い支持を得ていて、番組は“日テレの屋台骨”とも言われています。現状は、『news every.』の1人勝ちですが、唯一、太刀打ちできていると言える番組がある。それが、TBSの『Nスタ』なんです」(前出の制作会社関係者)

『Nスタ』は2010年4月にスタートし、2017年4月から井上貴博アナ(37)がメインキャスターに、ホラン千秋(33)がアシスタントキャスターに就任し、現在まで続いている。

「番組自体はかなり落ち着いたトーンで構成されていますが、ホランさんも昔からずっとそこにいたかのように落ち着きを放っていて、ドンピシャで番組にハマっているんです。井上アナの人気も高く、安住紳一郎アナ(48)の次は井上アナだ、とも言われるほど。ホランさんも、そんな実力派の井上アナの横で負けない輝き、存在感を放っています。

 彼女の、整っていて美しいビジュアルが男性視聴者に人気があるのは間違いありません。ただ、ホランさんは、歯にきぬ着せない発言、飾らない私服姿、無理して作っていない等身大のお弁当など、女性からの好感度を集める側面も多いんですよね」(前同)

 ネットにも、「ホランさんはNスタで悲しい事件の報道の時はホントに悲しい表情をする。眼にその表情がでる。好感が持てる」「最近よくTVで拝見しますよね。遊びがあり真面目な時は真面目! プロ意識が高い方だと思う。さぞ見えない時に努力されていると思います!」といった彼女を高く評価するコメントも多く寄せられている。

「そんなホランさんと井上アナの『Nスタ』は世帯視聴率7%台で、ときには8%に迫る数字を取ることもあり、民放では日テレに続いて2位に位置しています」(同)

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