■あのベテランコンビにも漫才復活に期待する声が

 かつては11年放送の『さんまのまんま』(関西テレビ)で「60歳で引退する」と考えていたさんまだったが、20年6月放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にて、、周囲から「落ちていくところが見たい。今辞めるのはカッコよすぎる」と言われて「引退を辞めた」と説明。そして、「次に辞めるのは65歳やなと。(65歳の誕生日まで)あとひと月。でも、そういうチャンスも失った」とコメントしていたこともある。

「引退するかはともかく、ここにきて自身の原点ともいえる劇場に対する情熱のようなものが改めて強くなってきているのかもしれません。

 それにしても、あのさんまが“劇場でお笑い”をするとなると、いまやすっかり漫才をやらなくなってしまったダウンタウンについてもがぜん期待したくなりますね」(専門誌記者)

 ダウンタウンは、今年6月12日に『キングオブコントの会』(TBS系)で松本人志(58)が01年放送の『ダウンタウンのものごっつええ感じスペシャル』(フジテレビ系)以来民放では実に20年ぶりにコントを披露したり、07年に松本と浜田雅功(58)が『史上空前!!笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ』(TBS系)でコンビをシャッフルして漫才をしたことはあったが“ダウンタウンの2人の漫才”は、もう20年以上行われていない。

「しかし、今年10月2日に総合司会を務めた『お笑いの日』(TBS系)ではサンパチマイク(※漫才で使われる漫才師2人の間にあるマイク)の前に立ち、どう見ても漫才にしか聞こえないキレのいいオープニングトークをしたり、前年の同番組で“オファーがあれば漫才を披露する”という発言をした件を浜田につつかれると“こんなところではやらないです。やるとしても絶対ここではやらないです。こんな注目を浴びたところでは”と松本がコメント。“こんな客を釣るような方法でダウンタウンの復活はしない”という松本の意思表示にも聞こえます」(前同)

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