■ガッキーと2度目の「共演」を果たしたことになる

 同作は初日の興行収入だけで10億5000万元(約172億円)を記録し、これまで米映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』が持っていた7億3000万元(約124億円6000万円)の記録を大幅に更新した大ヒット作。映画を手がけたチェン・スーチェン(陳思誠)監督も、長澤を高く評価しており、中国メディアのインタビューに、

《●●(ネタバレのため伏せる)のシーンで長澤まさみさんが初めて演じたのを見て、“呆然”としてしまいました。もう2回目はやってもらわなくても大丈夫だと思いました。彼女の完ぺきな演技に本当に感服しましたし、それをモニターの向こうで見ても、とても感動しました》

 と答えている。

「2022年には映画『コンフィデンスマンJP』シリーズの最新作『英雄編』も控えているし、ドラマ方面も今年主人公の阿部寛(57)の助手として出演したドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)は平均視聴率14.8%、最高視聴率20.4%(関東地区・世帯・リアルタイム)と大成功を収めました。
『ドラゴン桜』といえば、今回『鎌倉殿の13人』で初大河ドラマとなる新垣結衣(33)と長澤の久々の再会も話題になりましたね」(前出の女性誌記者)

『鎌倉殿』で新垣は主役の北条義時(小栗旬)の初恋の人にして、源頼朝大泉洋)の最初の妻となる八重(やえ)を演じる。史実通りならあまりにも悲劇的なエピソードで知られる人物ゆえに、「ガッキーがどう演じるのか?」と期待されている。

「『ドラゴン桜』では、05年版では長澤と一緒に東大合格を目指す“香坂よしの”を演じていました。当時から長澤は女優のキャリアがありましたが、ガッキーは同作が2度目のドラマで、ビジュアルも現代基準ではいささかケバい茶髪&ガングロ&ルーズソックス姿の派手なギャル。のちの清楚系のイメージとは違っていました。それから月日が流れ、今年1月クールに放送された日曜劇場版の『ドラゴン桜』最終回に、ガッキーは満を持して登場したんです。すっかり成長して、システムエンジニアとして阿部演じる桜木弁護士と秘密裏に協力していました」(前同)

 わずか1分あるかないかの出演だったが、

長澤「久しぶり」

新垣「すごいじゃん(合格生徒が)5人?」「よかった元気そうで」

 と、お互いはしゃぎながら久々の再会と教え子の合格を喜ぶ姿があった。ちなみに、新垣のビジュアルは「長い黒髪、白いタートルネックの上に鮮やかな青いノースリーブのジャケット」という素晴らしいものだった。

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