■『M-1』でスベっても優勝しても夢が叶う

 実際にマヂカルラブリーもランジャタイは警戒しているらしく、12月2日放送の『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』では、野田クリスタル(35)が自分たちについて「(17年のM-1で)最下位とったときも、物凄い最下位とった感出せた」としつつ、ランジャタイは「俺らの最下位も霞んでくる」レベルの低得点で、話題を持っていかれる可能性を指摘している。ちなみにランジャタイに限らず今回の『M-1』ファイナリストは「お笑い界の情勢を変えかねない人らが集まってしまってる」とのことだ。

「千鳥も、MC番組『チャンスの時間』(ABEMA)で毎回盛り上がっているほか、6月に行われたオンライン公演『ダイアンかまいたち 見届け人は千鳥さん』にて、ノブ(41)が“おもしろい若手が観てると思え、ランジャタイとかが観てると思え!”というツッコミをしています。

 ちなみに国崎は大悟を持ち上げてノブを“お笑いが分かってない”とディスることもありますが、実際は非常に慕っていて、“ノブさんはプロレスしてくれる”“こう言うとめっちゃおもしろく怒ってくれる”と10月30日の『QJWeb』で話しています」(専門誌記者)

『QJWeb』でランジャタイは「現時点の目標」について、次のように話している。

伊藤「僕は『M-1』優勝ですね」

国崎「俺は『M-1』の決勝行って、信じられないぐらいスベることですね(笑)」

伊藤「真逆です」

国崎「せり上がりから、機械の故障で止まっちゃって、変な空気になって、“もう一回やりまーす”ってなって、何回やってもうまくいかないところからスタートして(笑)。審査員も普通に“つまんない”とか言っちゃって。そういうのが楽しそうですね」

伊藤「いやいや楽しくないよ、絶対にイヤだよ」

 初ファイナリストが多い今年の『M-1グランプリ』。モグライダーやランジャタイが、栄冠を手にするかもしれないーー。

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