■阪神タイガースと縁が深い湯沢プラザチャンスセンター

 そんな阪神タイガースと縁が深いのが、秋田県湯沢市の湯沢プラザチャンスセンター。実は同地にそびえる虎毛山(1433メートル)は、虎の文字がつく山で日本一高いことから、阪神ファンの間では「トラの聖地」と呼ばれているのだ。

「03年、阪神タイガースは優勝祈願のため、この虎毛山に集団登山しましたが、直前の年末ジャンボで、2等1億円が出ているんです」(売り場責任者)

 さらに、この売り場がある湯沢市は、菅義偉前首相の出身地。昨年9月に菅政権が誕生するのを予見するかのように、同年8月にはミニロトで1等1000万円が出たという。

「大きなイベントの前にはドンといく売り場ですから、寅年パワーも期待できます!」(売り場責任者)

 なお、この売り場では、02年と10年の年末での各2等1億円、そして12年11月のロト6での1億4000万円と、1億円以上の当たりが11〜12月に集中する傾向があるという。これに乗らない手はない!

 この虎毛山の名から連想するのは、トラの毛皮だろう。中でも体毛が真っ白なホワイトタイガーはベンガルトラの白変種で、世界で約250頭、日本では約30頭しかいない。そんな超希少種の飼育数が3頭と、日本一なのが、香川県東かがわ市の『しろとり動物園』だ。

 この近所には、勝負事のご利益、開運厄除の神社として有名な日本武尊を祀る白鳥神社が鎮座している。同市に売り場を構える白鳥マルナカチャンスセンターの責任者が、こう語る。

「日本武尊は病で亡くなった後、白い鳥になって飛び去り、この地に舞い降りて白鳥神社として祀られました。過去、この売り場の高額当選は16年年末プチの1等1000万円、17年グリーンの2等2000万円の2本だけですが、今回は日本武尊とトラのパワーで、すごいことになりそう!」

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