■オチのパターンが似すぎ

 その後、夜道を1人、家路についていた瑞穂は、フードと黒いマスクを被った男に襲われてしまう。瑞穂を公園の茂みに押し倒すと、男は「しちはごじゅうろく」とつぶやいて殴りかかろうとするが、そこに一星が駆けつけたため男は逃走。警察に通報しようとする一星を、瑞穂はなぜか「課長に心配かけたくない」と必死に止めた。

 今回の展開に視聴者は「真帆と林の写真は、真犯人が真帆に言うことを聞かせるために撮ったもの。真帆はその写真があるため、言うとおりに篤斗と失踪したと予想」「篤斗は林と真帆の間で生まれた子なのか……サッカーボールを蹴り入れたのも林で確定っぽいな」などと、真帆と林に関する考察が過熱。

 また、ドラマ後半で謎の男・中村充(前野朋哉/35)の妻らしき女性と、新興宗教の教祖が登場。女性は充からの着信を何度も拒否しており、スマホに残されたメッセージから、女性が警察に行くようなことをしていて、凌介を交差点で後ろから押したことが匂わされる。

 これに視聴者は「あな番がサイコパスで、真犯人フラグが宗教なら、秋元康のミステリーのオチは糞だな」「漂着者に続いてまた宗教かよと思ってしまった。めちゃくちゃやってもカルトでしたで言い訳にできる」などと、宗教ネタが出てきてしまったことに落胆の声が相次いだ。

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